旧都城市民会館について

2019.4.18 docomomo 2020 TOKYO プレイベント

6月29日に東京大学本郷キャンパスで、DOCOMOMO japan主催のシンポジウムがあります。主題は「都城市民会館はなぜ解体にいたったのか?」です。

宮崎からも、ひむかヘリテージ機構の代表世話人であり、都城カタツムリ君と一緒!の管理人もされている川越祐子さんが登壇されます。

2019.3.21 都城市民会館 解体決定

3月19日に行われた市議会で、旧都城市民会館の解体が決定しました。本当に残念で納得できるものではないですが、今まで市民会館保存の為にご尽力いただいた日本建築学会やイコモスの関係者、そして熱心に取り組んで頂いた市議会議員の方々には、深く感謝申し上げたいと思います。ただ我々保存会のメンバーもこれで終わりではなく、この結果を受けて我々に出来ることは何かをもう一度考え、最後まで都城市民会館に関わっていきたいと思います。

撮影:studio marsh/沼口紀男
撮影:studio marsh/沼口紀男

2019.2.7 ジャーナリスト魂

先日の市長の発表は「解体やむを得ない」という残念なものでしたが、旧都城市民会館のシンポジウム等には毎回参加されていたNHKの白鳥アナがその日の夕方のニュースで、素晴らしいコメントをしてくれました。客観的なものの見方と徹底した取材力、そして白鳥アナのジャーナリストとしての信念を感じさせてくれる内容でした。

自分たちも議会で解体予算が採決されるまでは、市民や議員の方々に市民会館を保存し世界遺産にするための働き掛けをしていきたいと思っています。

2019.2.7 ヘリテージ・アラート

先日の市長の発表に合わせて、世界遺産登録の審査や監視活動をする国際組織イコモスが市に対し、国際的遺産警報(ヘリテージ・アラート)を出す準備があるとの文書を送りました。このイコモスの勧告自体が稀なことみたいですので、それに対する市の対応に期待したいと思います。

2019.1.20 旧都城市民会館を世界遺産に!!

 先日宮崎市で開催された、建築の講習会に参加してきました。その中で、ル・コルビュジェが設計した国立西洋美術館の世界遺産登録に尽力された東京理科大学の山名教授が旧都城市民会館の世界遺産登録の可能性について語られました。それによると市民会館単独ではなく、全国に点在するメタボリズム(新陳代謝理論)建築をつないで「群」としての登録を目指すことで、その可能性が大きくなるとの事でした。2028年の世界遺産登録をめざすとして、具体的な活動内容とスケジュールを示してくださいました。

建物の改修費も当初は約40億円かかるといわれていましたが、日本建築学会によると8~10億円ですむと算出しています。それでも多くの税金が使われることに変わりはありません。

ただ約2億円をかけて解体することよりも、長期的な視野に立ち未来の子供たちに本当の意味での「生きた財産」を残すことが我々大人の責任であると、いま深く感じています。

2018.11.9 シンポジウムのご案内

都城が世界に誇る旧都城市民会館を未来につなぐシンポジウムが開催されますので、興味のある方は是非ご参加下さい。日本の第一線で活躍されている方々が講演されます。

2018.4.22 今改めて、都城市民会館

世界的な建築家・菊竹清訓さんの設計により、今から約50年前に建設された旧都城市民会館。霧島連山と共に我が都城のシンボル的存在です。

約10年前に解体の危機がありましたが、南九州大学に20年間の無償貸与が決まり何とか保存されました。それが最近になって大学側が旧都城市民会館の返還を市に申し入れたという事で、再び存廃を巡り議論が再燃されそうな感じです。

建築に関わる者としては、このような素晴らしい建物を絶対に解体させてはならないという思いが強いです。ただ保存させるだけではなく有効活用されなければ意味がありませんので、その為の道を数名の有志達と探っていきたいと思います。